葬送のフリーレン 3巻
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英雄たちの「系譜」を紡ぐ後日譚ファンタジーの第3巻。
この巻では魔王軍の残党で大魔族でもある七崩賢・断頭台のアウラと衝突する展開と、その後の旅の様子が描かれています。
アウラとの戦いではフリーレンが魔族を騙すために行っていた事が判明したりします。それとヒンメルの事を言われたときのフリーレンが・・・
旅の方ではまたヒンメルやシュタルクの回想がまた・・・。特にヒンメルは出てくるたびにヤバいことになっているよねぇ。
フリーレンとアウラは80年振りに出会う。(以前魔族の軍勢に襲われた際に、勇者一行が撃退した模様)
アウラはフリーレンが引き返してくれるとありがたいって言葉に応じることなく操っている騎士でフリーレンを攻撃。
どうやらアウラが持つ服従の天秤にて魂を服従させて操り人形にしていつ模様。天秤自体は公正なものなので、アウラを上回る魔法の魂があれば勝てるっと
意思が強いものであれば一時的ではあるけど抵抗ができたのだけど、アウラは操った者達に合理的な処置をしたことで、抵抗できなくなった
フリーレンはそんな軍勢に対して魔法を解除シながら戦う。以前は派手に吹き飛ばしていたけど、それはヒンメルに怒られたんで止めた模様。そんなフリーレンにアウラは益々そんなことする必要がないという。だってヒンメルはもういないのだから・・・
ああ、これはアウラは地雷を踏んだな!!完全にアウラの死亡フラグだよ!!
一方で、シュタルクとフェルン側にも魔族の魔の手が!!
シュタルクが相手をする魔族・リーニエは何故かアイゼンの技を使用していた
リーエニとの戦いの最中、なぜにアイゼンの技を使えるのか?っと口にするシュタルクにリーニエは魔力を読み取る事が出来て。人が動いているときの体内の魔力の流れを記憶して動きを模倣できると。で、この攻撃で倒れるシュタルクだったけど、その際にアイゼンとの回想が入り、彼から「戦士ってのは最後まで立っていた奴が勝つんだ」って言われたことを思い出し、立ち上がる。そしてアイゼンの技はもっと重たかった事を思い出す。そしてリーニエの攻撃を腹で受けるのだけど・・・
何故か鍛え抜かれた筋肉により、致命傷にはならず!!(いやーそれにしてもこれはおかしくない?)
そしてシュタルクの一撃で
リーエニは倒される。(普通はこうなるよねぇ。シュタルクの筋肉どうなってんだよ!!)
リュグナーとフェルンの戦いも、リーエニが倒され時にそちらを振り向いたスキにフェルンの魔法を喰らう。そしてリュグナーは倒される間際にあることに気づくのであった・・・
で、フェルンが出来ているってことは当然フリーレンも同様の事が出来るわけで・・・益々アウラの死亡フラグが高まったなぁ。で、ここでフリーレンと彼女の師であるフランメとの出会いの回想。そして彼女から体外に放出する魔力を制限し強さを誤認する方法を教わっていた
まあそんな事ができることを知らないアウラ(魔族的には強い奴が偉いので、こんなことは考えつかない)は服従させる魔法を使って魂を服従の天秤に掲げる。
そしてココでフリーレンが本来の魔力を放出する
これによりアウラはフリーレンに服従の身となり、「自害しろ」との命令を受けて死亡する
(そして魔力を抑えたフリーレンをひと目みただけで「出会ったどの魔法使よりも強い」っとなんとなくでも分かったヒンメルの凄さが判明する話でもあった)
アウラを倒したフリーレンはフェルンとシュタルクと合流し、リュグナー達を倒したことを褒める
で、傷がいえるまでここに滞在することになり、その様子が描かれているのですが、フェルンさんのよく食べているなぁ
しかもかなりガッツリしたもの喰っているし・・・
で、旅立フリーレン達ですが、季節は冬。ここ辺りの冬は厳しいので気を付けてねっというフリーレン。一度辿った道なので大丈夫かと思いきや・・・
迷った!!しかもシュタルク、リーエニ戦よりも危機に陥っているし!!
なんとか麓の避難小屋に着いたフリーレンは中にはいるのだけど
上半身ハダカの野郎がスクワットなんてしていたら、そりゃ即ドアを閉じるのも分からんでもないわ!!
で、このエルフはモンクのクラフトさん。吹雪で火種を失ってスクワットで命を繋いでいた模様。そんな話をシている中でシュタルクの体温がヤバいことに気がつく。
で、そのシュタルクは温かさに目覚めるのだけど、その隣には
半裸のおっさんが!!
これは流石にビビるよねぇ。
その後、この小屋で冬を越す(あっさり半年経過しているし)
その後、彼との会話後に別れる。その際の言葉が「何百年後にまた」っというのがエルフだなぁっと。
目的地の集落を目指すフリーレンたち。フリーレンはフェルンにおんぶされて向かう
ってホント、フェルンがお母さんになっているかんじだよねぇ。(ってかヒンメルたちがフリーレン甘やかし過ぎなのでは?っと思ったり)
で、目的の集落は勇者の剣を守っている剣の里。その勇者の剣はヒンメルが抜いたのだけと思われていたけど、真相は違っていた。ヒンメルも抜けていなかった。でも剣を抜けなくてもヒンメルは魔王を倒した
いやーヒンメルってマジ、勇者だわ!!
この件で「英雄というのはどうしても後世の連中が勝手に美化していく。そしてそのうち原型すら無くなってしまうんだ。」っというフリーレンの言葉は、実際そうだよねぇ。
シュタルクの誕生日が今日だと言われて困るフェルン。ちなみにフリーレンはシュタルクに服だけ溶かす薬をプレゼントしようとするが、フェルンに取り上げられる。そして
この顔である!!
で、フェルンは直接探りを入れることになり、彼の居場所を村の人に聞いて回っていると、たくさん人助けをしている事を知る。シュタルクがあんなえっちな薬を貰って喜ぶはずが・・・なんて思いながらシュタルクを探すと
えっちだった!!(このときのフェルンの顔がまたいい表情しているわ!!)
その後、誕生日プレゼントの件を話して、プレゼントを選びに向かう。シュタルクが選んだの「高いから駄目」とイイながらも
結局プレゼントしているのはすごく微笑ましいかったなぁ。
それとシュタルクの兄との回想や、誕生日プレゼントを貰ったことがなかったというシュタルクだったけど、実は誕生日には兄、そしてアイゼンからプレゼントを貰っていたことは判明する。(ちなみにシュタルクの兄はあの後どうなったのか気になるなぁ。そのうち登場したりするのかな?)
最後はとある村で出会った僧侶・ザイン(天性の才の持ち主)を仲間にしようとするのであった
そんな感じで今巻では魔族との戦いが前半のメインとなり、後半では旅の様子が描かれていました。
魔族との戦いは派手な戦いっという感じでははなかったけど、こういう静かな戦いっていうのも、それはそれでっと思いました(シュタルクがおかしい肉体していたけど)
旅の部分では、シュタルクとフェルンの仲がなんだかんでいい感じになってきていると思うんですよねぇ。相変わらず非常に冷たい視線を向けることもあるけど、誕生日プレゼントとか高いから駄目といいつつも買っているし。やっぱこの2人はそのうち・・・なのかなぁ。今後の2人がどうなるのかが気になります!!
それと今回最後に出てきたザイン。彼はフリーレンの仲間に入るのだろうか?
そんな感じで次巻の旅の様子もすごく気になります!!
山田 鐘人,アベ ツカサ 小学館 2020-12-18
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