コミック版
クレイジー・キッチン 1巻
(AA) (Kindle版) (DMM電子書籍) (楽天) を買ってきました
同名小説の
コミカライズ第1巻。
元はやる夫スレ発の「
キッチンやらない-O」。これを書籍化し、
コミカライズにまで至ったのがこちらとなります。
「
キッチンやらない-O」を知っていると
コミカライズ化(書籍化)に辺り、変わった部分のへ楽しみがあったりシていいですねぇ。とりあえず主人公の日野洋二のあの「ゲーッハッハッハッ」笑いはこちらにもあったので嬉しかったです!!
巻末には描き下ろしがあり、香苗さんのある情報が描かれています。やっぱそうだったのかよ!!
内容の方は最高の料理の腕を自負し、自らが作る最高の料理を自分が食べるためだけに使いたい三十路過ぎの料理人・日野洋二が自分のお店ひだまるキッチンで料理を作り、個性的な客がそれを食べる。って展開がメインとなっています。
洋二自身が料理のためならあらゆる手段を選ばなかったり、このお店に来るお客が非常に個性的なメンツです。
それにしても洋二サン、客を閉じ込めるとかやりすぎだろ(笑
「
キッチンやらない-O」に出てきたAAキャラ達はそのまま使えないので、書籍化の際にオリジナルに置き換わっているのですが、どのように変化したのか?っていう部分が非常にたのしみであり、元のAAキャラを意識されているキャラもいれば、「そう変わったか!!」なんてキャラもあり、その部分も楽しめます!!
特にコロッケでやってきたのが老紳士だったのは一番驚きました。
でもこの変更は変更でこの話で非常にイイ役ではあったと思います。
それ故に洋二の最後のブチ切れが映えますしねぇ
洋二がなにかあるたびに「ゲーッハッハッハッ」っと笑うのですが、この笑いがないとね!!これがないとね!!
ケーキを「ゲーッハッハッハッ」っと奇声をあげて作っているところとか、めちゃ見たかったのでこのシーン、お気に入りですわ!!
洋二と香苗さんとのやり取りも非常にいい味をだしており、この2人のやり取りはホント好きです!!
特に洋二が一人焼肉を喰っている所に現れて、それらしい言葉で洋二に奢ってもらい
そしてたらふく喰らう香苗さん、いい根性シているわ!!(しかも「
キッチンやらない-O」では安かった値段も、相応の値段に変わっていましたし)
途中でノーパンしゃぶしゃぶの話題になったりしましたけど、ここで洋二が言いたいことは分かる!!
洋二の料理学校時代の先輩である薬師寺仁が登場するお話では、この人自身が「
キッチンやらない-O」での配役の名残がしっかりあるのがまたいいですし
彼に煽られる形でハンバーグを作る際に、客を逃さないために監禁シやがるし(一応、事前に香苗さんが「今から監禁するので逃げてください」っと伝えてますけど)
そしてこの「ゲーッハッハッハッ」!!うん、いい表情だ!!
でもやっぱ料理しているって顔じゃねーよねぇ(笑
その後、洋二の作成したハンバーグを食べ、お客とのやり取りを見て微笑む仁
すげーいい最終回だった!!的な終わり方で締められてましたなぁ。
そーいや描き下ろし
おまけ「カナさんの○○○○」では香苗さんのある秘密について描かれていました。
ここが一番「
キッチンやらない-O」と違っていた部分で洋二の好きなボインで良かったねっと思っていたのに!!
チクショウ!!
そんな感じで各話は書籍化の際に追加された部分もありますが、ベースは「
キッチンやらない-O」なので、読んでいてどこか懐かしい感があったりしましたし、絵もいい感じにこの作品にマッチしてて、非常に読んでいて楽しかったです!!
最後すごく最終回ぽい感じで終わっていましたけど原作的にはまだ続きます!!そしてこの巻では描かれていない話で出てくるキャラ達がどう変化しているのか、今から楽しみです!!
ヤミザワ,荻原 数馬 KADOKAWA 2020-12-25
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