魔女に捧げるトリック 2巻
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2021年の東京から1585年のドイツに転生してしまった天才マジシャン・針井マキト。彼はそこで「魔女狩り」で処刑されようとしていた少女・ミアを超絶技巧の「マジック」を使って救出。
それによりマキトは教会から「悪魔」と認定されてお尋ね者となる。
そしてマキトはマジックで歴史を変えるべく、「魔女革命」を始動させる!!
そんな感じでこの巻でも魔女の特術を持つ仲間を集める様子が描かれています!!
インチキ司祭・フィリッポから魔女リーゼを救う為、マキトはリーゼに接近する。その際にミアに目立って注目を集めるように話す。
ミアは最初こそ演技の経験が無いにしても程があるだろってぐらいの大根ぶりでしたが、覚悟を決めた後は主演女優賞モノの魔女を演じる!!
(この時、ミア自身ちょっぴり気持ちよかった模様)
そしてリーゼに近づいたマキトは本番のための仕込みを行う。またリーゼに自分が未来人であることを理解してもらう
彼女を救出するのは4日後の処刑当日で、作戦内容を伝えその場を去る。
そして処刑当日。リーゼは首吊にされる。(魔女の処刑は火あぶりが原則だけど、魔女であると自白した場合は「温情」で絞殺した上で焼くことになっていたのでそれを利用した)
彼女は死んだかにみえたけど、刑吏が突然倒れそっから煙がでたかと思ったらマキトが現れる!!(実はこれはマジック)
そしてフィリッポのインチキ奇跡のカラクリを暴露し、自分が本物の死者復活を見せてやると言う
すると本当にリーゼが蘇り、殺され舞台下の死体、更に4日前に指した男もまでも蘇る!!
もちろんこれらは全てマジックであり、そのネタが明かされていく
これらのマジックってはホント、うまいこと出来ているなぁって感心しましたわ!!
そんなマキトのマジックを目の前で見ていたミアはマキトは魔女たちの救世主だと思うのであった
マキトはフィリッポも十分にビビらせたのでそろそろ離脱の頃合いだとおもっていたのだけど、造ってもらった「鉄パイプチョッキ」のネジが外れているのを見てしまう。このままではいくらフィリッポが今持っている「フニャフニャソード」でも本当に心臓に刺さってしまうって状態だったけど、ひと目見たリーゼが構造を理解し即座に修理してみせるという離れ業をやってのける
彼女はかなりの逸材!!
で、リーゼは魔女として生き延びる選択を選んだので、彼女を拾ってくれた祖父と二度と生活することはできない。
リーゼは何で自分を拾ってくれて仕事を教えてくれたのかを問う。そこにマキトが現れリーゼが必要だという。逆にリーゼも自分が必要だと言う。マキトは彼女の先程の業を見てマジックに必要な機材を作れるのはリーゼしかいないと思った模様。そして聞いたことのないマジック機材を聞いてリーゼはすごく嬉しそうな顔をする
その顔を見たリーゼの祖父は理由を説明し、自分の一番弟子かつ自慢の孫だといってくれたのであった
マキトは撤退時にピエトロ大司教の視線を感じる事に。
これが鉄槌と悪魔の初めての会敵であった!!
で、リーゼが仲間となったけど、ミアと不仲ぽい感じがあった。でもマキト策によりリーゼにお風呂を作らせ、その後二人は裸の付き合いを経て、リーゼの態度が照れ隠しだったことを知り打ち解け、二人は友達となったのであった
(ちなみにマキト的にもお風呂に入れるのでちゃっかり得したのであった)
そして次なる反撃の一手を作り出していた
この時マキトが改めてマジックが好きであることを認めるのだけど、最初、想い詰めた表情で「好きだ」なんて呟いていたのでミアが勘違いシており、判明した時の彼女の表情が!!
これはこれで可愛いどね・・・
で、次なる魔女の話を聞いたマキト。今回の魔女は「最強の魔女」らしい。
で、マキト早速その最強の魔女・ヘルガと遭遇する
彼女の実力を目の前で見たマキトはヘルガ救出作戦を始める。鉄槌の屋敷に忍び込んだ際にヘルガの噂を聞く
その際にヘルガの妹が人質にされていることも知る。
そしてヘルガと出会い、勧誘するも
「邪魔しないで」っと拒否られる。
そしてそこに現れた「鉄槌」ヴァレリー司祭
彼の攻撃のトリックがわからず、殺されそうになるが、そこをヘルガが助けてくれた。
でもヘルガは死ぬのは今じゃないっと。そしてヴァレリー司祭に屈服いていた・・・
この二人は一体・・・
で、ヘルガに踊らされていたことが分かり牢屋にぶち込まれたマキトとミア。ヴァレリー司祭のトリックが分からないっと発作を起こしてしまうが、ミアは持っていた予備チョコを口移して与えてくれ、そしてマキトを叱咤激励シてくれた
これによりマキトは奮起するのであった!!
そんな感じで二人目の魔女リーゼの救出&仲間になり、新たなる魔女ヘルガが登場。彼女とヴァレリー司祭との間にナニがあるのかが非常に気になる所と、ヴァレリー司祭は本当にトリックを使っていないのか?って感じで奮起したマキトは彼のトリックを暴くとが出来るのだろうか?
そしてヴァレリー司祭とヘルガとの間にどんな約束(どーせ破られるだろうけど)が交わされているのか?次巻の展開も気になるところです。
それと今回もマジックのタネ明かしが色々と描かれていて、それも大変興味深かったですので、次巻ではどんなトリックのタネ明かしがされるのか、楽しみです!!
魔女に捧げるトリックの記事
●魔女に捧げるトリック 1巻 - 種も仕掛けもある「魔法」で無実の魔女たちを救え!! -
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