ヒットマン 13巻
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新人マンガ家♀×新人編集者♂が描く日本一を目指す物語、その
完結巻となります。
週マガNo.1の座を懸けた誌上での大戦争が加速し、翼、島風、ジャンヌ、そして桂木という世代交代をめぐる壮絶な天才同士のバトルが繰り広げられるのだけど、最後の最後までいろいろな事件が勃発することに!!
週マガNo.1の座は誰の手に?そして翼と桂木の父娘の関係はどうなる!?龍之介がクビを懸けてまでお願いしたこととは!?
週マガNo.1の座を懸けた誌上での大戦争。その中で桂木の漫画は連載時に張り巡らせた膨大な数の伏線を一気に回収し、「勝ち回」を連発し、1位の座を守っていく
翼の方は本当に命を燃やし、桂木に喰らいついていく。でもそれはそれぞれ連載を終わらせることを意味していた。
桂木はジャンヌの才能を認め、これから先はマガジンのトップとして君臨でもすればいいと言う。でもそれはあくまで自分がいなくなってからっと。また翼もかつて桂木の会話を思い出し、今の展開が最終回へのカウントダウンであること知っていた(そして同時にこれが最後の作品であることも)なので、戦える最後のチャンスと死ぬ気で喰らいついていこうとする!!
そんな中、ジャンヌは面白いアイデアが次々と浮かんできてて、その夢を打ち砕いてしまうかもしれないと、話すのであった
翼の方は、作品を友果子や榛名さんが宣伝してくれたこともあり、SNSにトレンド入りするほどの流れが来てて1位を取れるかも知れないところにまで来ていた。更にアニメ二期も決まって、あと押しもあり、これなら!!っと意気込む龍之介であったが、この作品は今週の2位がこの作品のピークだとどちらも知っていた
ネタ切れ。そして翼から「一番いいところで連載を終了させて下さい」と言われる。龍之介は翼の気持ちを今一度確認し
終了を承認するのであった。
桂木の方は、ピタリと後ろをついてくるジャンヌの作品に焦りを感じていた。逆にジャンヌの方は更に一段上のギアがある状態。
そんな桂木の元に八神が山城を呼んで彼を支援するのであった
そして1位のまま最終回を迎えようとしていた。その号では編集長から桂木の作品はセンターカラー、でも表紙と巻頭カラーはジャンヌの作品と言われる。
ここで編集長が言いたいこはわかるよねぇ。(元に最近のジャンプだとそんな感じになっているしね。)
最終回まで残り4週。桂木は絶対に1位を譲る気はない。作品とは別に桂木にも時間が残っていなかった。どうやら目がヤバいことになっているようだけど、彼は病院に行くことより残り4週を描き切ることを選択した!!
こーして1位のまま最終回を迎えようとしていた。が、最終話の原稿を描いている桂木、ついに目がみえなくなるという状態に陥る。ちょうど編集長と話をしていた龍之介と翼はこのことを隣で聞いていた
センターカラー以外は下描きのままでと桂木は言っているようだけど、それを聞いた翼は娘として敵として、このままでは終わらせられないっと自分がペン入れすると言う!!
そして桂木の作業場についた翼はペン入れすることを伝える
桂木は拒否するが、龍之介の言葉とアシ達の説得で1コマペン入れしてみろと言われる。桂木が納得する音なら原稿を任せるっと。
そして翼のペン入れは
桂木を納得させることに成功する。
龍之介はその場から退出。これから先は担当と作家ではなくライバル!!
ジャンヌと電話で話してすべてを懸けてトップを獲りに行く!!
翼の方ではペン入れ作業はほぼ終了。アシたちは仮眠し、翼が最後に自身がやりたいといったページを残すのみとなった。その時、翼は桂木に龍之介と付き合っていることを告げる。そして龍之介事故った時にそれをネタににして自己嫌悪し別れようと考えたけど、それを笑って許してくれる人に出会えてよかったことを話す
その後の会話はなんだかんだで親子って感じになっていた。
一方、龍之介は自分のクビを懸けてお願いしたい事があると、編集長と八神の前で伝える
そして一週間後へ。桂木の手術は成功し10日もすれば視力は回復するっと。そして翼は龍之介と一緒に翼の母の墓参り。そこで山城と桂木に出会う。そして桂木は毎年欠かさず来ていたことを知る(しかも翼に会わないように早朝に)。そして山城から桂木は冷たい人間ではないことを伝えようとする・・・
そんな時に最終回の確定順位が出て、桂木の作品がぶっちぎりの1位となる。それを見た桂木は墓の前でぶっちぎりの1位であることを話すのであった
それが昔に見た父の姿とかぶり、同時にそれを喜ぶ母の姿も思い出され、翼は涙する
そして、「どう!?見た!?」「すごいでしょ私のお父さん」と、「父」と口にするのであった!!
その後、山城と桂木は飲みながら雑誌を確認。そして今回の1位の票に込められた意味を話す。ここで龍之介がクビを懸けての願いがなんだったのか判明する。それは
「第一部完」との文字であった。
ここで桂木も「娘」にペン入れ任せたのも気に入るなかったと、認める発言をしており、二人のわだかまりは解けたことを示していた・・・
その後、龍之介の様子がおかしい事を気になる翼。またジャンヌは桂木に時間を取って話をする。なぜ桂木に勝てなかったのかを。
桂木は誰かに負けてめちゃ悔しいっていう経験だと
ジャンヌも今回の想いはいつか助けてくれる武器になることを伝える。
また龍之介は会議室に編集者を集め、自分の担当している作家全員、皆に引き継いでほしいことを述べる
龍之介はフランスやアメリカへ行って、とんでもない才能を秘めた新人の能力を引き出すための手助けをしたいっと。それを聞いた皆はなんだかんだで龍之介を送り出してくれた。日本を経つ当日に現れた翼も笑顔で彼を送り出す!!
龍之介はきっと翼が見送りに来ること知っており、彼女に婚姻届を渡し、出国するのであった。
最終回はその後の面々の話で、翼は桂木の近くに引っ越して毎日毎日食事を作りに来ていた。また衝撃的な展開もあったりしていました
そんな感じで 夢を追い続けた者たちの物語はここに
完結するのでした!!
前巻読んだ際にはどう終わらせるんだ?って思いましたけど、読んで見ればきれいに終わらせてくれましたなぁ。桂木と翼のわだかまりも解け、どちらも父、娘と口に出すようになる関係にまでになったしねぇ。
創作現場を漫画に落とし込んだってことで、色々と気になる部分も描かれていていたりして、個人的に楽しませて頂きました!!
既に次回作「女神のカフェテラス」も連載開始されており、こちらも楽しみです
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