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マグロ少女 1巻
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霧島陽菜は人気アイドルグループの一員ではあるが、数字を出すことが出来ずに戦力外通告をだされる。更にレッスン料で膨らんだ借金もあり、紹介された身体を使った「女優」の仕事は拒否。なら違う方面で身体で払うしかないっとマグロ漁船へに乗り込むことになるのであった!!
果たして陽菜はマグロ漁船で働いて借金返済することが出来るのか?
知られざる海の暮らしの様子も一緒に描れた、マグロ漁船コメディー開幕!!
話は一週間前に遡る。陽菜は国民的アイドル「神楽坂46」の戦力外・・・彼女はダンス、歌、発声練習のために借金をしており、それが親にバレそうだったので社長から割の良いガールズバーを紹介されるも初日で粗相してドレスを汚してしまう。そのドレスは100万もするものであり、また借金を増やしてしまう。なので
その身体で使って「女優」として借金返済する・・・って事になりそうになるが、陽菜はそれを拒否。
すると男はそんな身体を売りたくない借金女が行く着く地獄の釜の底の底を教えてやると意味ありげに言う・・・
そう、それは
マグロ漁船だった!!
男から船員手帳をもらい、船の中に入っていく陽菜は女性の人に居住区を案内され、自分の個室へ
そこはかなり狭かった。
で、陽菜が寝ている際に延縄打っておくのでマグロが釣れたら釘打ちヘルプが最初の仕事だといわれるのであった。初めて聞く言葉に戸惑いながらも寝ることになる陽菜。すると船は動き出し、どうしてこんな事に・・・っとこうなった経緯の回想が描かれる。
で、目覚めと同時に揺れる船内で酔って甲板に向かい、そして海へ吐く陽菜。そこで、陽菜を案内してくれた女性と挨拶することになる。
彼女の名はダイヤ。この船の船長さんであった。
その後ここでは陽菜含め8人が働いていることを知る。で、陽菜はダイヤに取り入ろうと媚びを売りにいくも、ここでは敬語は禁句だといい、押し倒される
その気迫に押され少し漏らしてしまい、トイレに向かうも扉は固定されて閉まらなかった。(波でバタンバタンして危ないからって事らしい)
仕方なく用を足し、マグロをたくさん釣ってここを抜け出してやると誓う陽菜。
するとマグロが釣れたので押さえることになる。マグロは暴れると筋肉が熱をもって鮮度が落ちるので、暴れるマグロを股で挟んで押さえる陽菜
そして目の前で行われるダイヤによる釘打ちからのエラに手をつっこんで腸を肛門と切り離し、内臓が取り出される
そんな事を今後していくことになる。ここで陽菜はまた敬語を使ったのでマグロで殴られる。海の上では責任に大小はなく全員が戦力だから、「敬語は禁止」というのはそういう意味であった
戦力扱いされたことで、ふと嬉しく思う陽菜(ここでまたアイドル時代の回想)
その後、マグロの血や体液等でベトベトになっている陽菜。服を洗濯しようにも一つしかない洗濯機は順番待ちだし、着替えようとしたら水密扉を開けたままだったので波が!!
その後、甲板員の響と一緒に延縄で巻き取った縄をほどいていたが、そこにサメが!!(これはよくあるらしい)
で、このサメをどうにかしないといけないっとダイヤはサメの弱点である鼻にパンチを当て怯んだ所にまたがり、そして陽菜に斧で首を斬るように言う
斧でサメは首を完全に切り落としてしまうとまだ噛んでくるので、3分の2だけ斬るのがいいらしい
その後、噛んできたサメによって服がボロボロになってしまうが、響は自分の服を陽菜に渡そうとする。どうやら響は陽菜を推していたファンな模様。でも陽菜はそんな卑怯な真似出来るはずもないので、脱いで返す。
その後、マグロが釣れたかと思ったらサメの食いかけで
服どころか、下着までどろどろのぐちゃぐちゃになるのでした
その後、この船に乗っている響以外の人物が登場、海洋学者の妙子や摩耶が登場し
摩耶と一緒にサバを釣る事になる
彼女は歌劇団の男役として男の気持ちを極めるために来たけど、男がいなくてがっかり
でも陽菜との会話で元気をだす事に成功する。
また延縄が流れてしまったけど、それをオクチャブリスカがブイに衛星測位装置を付けていたので、なんとかなった
でも彼女がこのマグロ漁船に乗っている理由って・・・
また食堂では料理長の真美弥さんが作ってくれた料理を頂く
量はかなり多いけど漁師は体力勝負なのでこのぐらいはないと。
で、あまりにも美味しく食べる陽菜。どうやら食レポのお仕事もらえるように練習したらしい。で、陽菜は借金返したらまたすぐ戦いが始まり、それに勝たないといけないのでゆっくりなんでできないっと言う
それは彼女の先輩が総選挙で負けて首になりAVデビューしてしまったと所があるから見たい・・・。
その後、オクチャが現れ軍事偵察衛星を使えるので、行われている本来自分がいたはずのライブ会場を見ると、ライバルだった(そしてどんな手を使ってでもセンターを目指していた)女性がセンターだったのでこんなことしている場合じゃないっと甲板に向かうと
ミズダコに絡まれてしまう。
で、剥がしてもらおうとすると、思った以上に吸盤の吸い付きが強く、取れたときには顔に傷が!!
ダイヤは大したことないというけど、陽菜は顔は勝つための武器なのでたいしたことあると反論。
そんな所に親方・ムツが現れてタコを取る
その後、ダイヤとの口論になり、自分は国民的アイドル神楽坂46のメンバーであり、沢山のファンが自分を待っていることをいうがダイヤは当分陸に戻るつもりはないと聞かされて驚く
この口論の後、食堂に入った陽菜は、先輩との話を思い出す
その後、落ち込んでいる暇はないっとばかりに自分を鼓舞して甲板に向かう陽菜。それを見た真美弥は「もう限界かな・・・」っとつぶやくのであった
戻るとマグロの大群がいる場所に来たのだけど、ダイヤがこの漁場を放棄するという(どうやら不漁のときに漁場を譲渡してくれた船にこの場を譲る模様)
その件でダイヤと対立する陽菜
漁師の世界では抜け駆けは禁止なので抜け駆けしたら抜け駆けされる、だから数字なんてどうでもいいっと
今まで「数字」が絶対な世界にいた陽菜からしたら「なにそれ」な事であり、またこのまま自分が業界からいなくなっている時間が多いほど忘れられていく・・・そんな陽菜がはフラフラっと舷門の辺りに向かっており、そのまま海に落ちてしまうのであった!!
そんな感じで借金を返すためにマグロ漁船に乗ることになったトップアイドルグループの一員である陽菜はここでの生活でアイドルと漁の違いを実感していくことになるのですが、今後どうなるのだろうか?そもそも現役アイドルがマグロ漁船に乗った瞬間、もうアイドルとしては再開できないのでは?って思う(この数字が全てなアイドル業界で長期離脱は死を意味すると思うなぁ。)のですが・・・。漁船に乗って彼女のいい面も明らかになってきているので、そちらを強化する方向に行けばって思ったりします。
またそれとは別にマグロ漁船というか海の暮らしを同時に知ることが出来る部分があるので、そちらは非常に興味深かったです!!
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