神食の料理人 1巻
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「神食」という化物が空を泳いでいる国の物語。神食は恐ろしい姿をしていたが、とてつもなく美味く、そして食うことで不思議な力を得ることができた。
そんな見習い料理人・十八は、神食に襲われた際に大変なことになってしまった幼馴染の少女・イザを救うため、どこかにいる神食を求めて今日も神食を料理(バトル)する!
そんな和風グルメ活劇、開幕!!
「神食」という化物がいる国。神食はとても恐ろしいけど、とても美味しかったりする。
十八はつかいを済ませて自分がこしらえた朝飯を食おうとする
そんな十八の元に十六夜が現れ、いつものように腹の音を鳴らして弁当を食べようとしてくる
十八は彼女のことイザと呼んでいる。彼女はここいらの大地主の娘。だけどいつも十八のお弁当を狙ってくるし、そしてそれを美味しいと言って食べる
そんな反応を見て内心は非常に嬉しかったりする十八であった。
彼女は上で泳いでいる神食をみて、いつか十八に神食の料理を作って欲しいっと言うけど、十八のそっけない態度に
すねたりする。そんな感じの関係だったりするのであった。
でも十八は実家では板場までが非常に遠く、早く一人前になりたいと思いながら、養父に言われサビた包丁を研いでいた。そこへイザら現れ、なんだかんでこの場にいばらくいたらといいながらあの包丁を研いでいくとサビが取れた。そしてその包丁には「緋緋色金」と名が書かれていた。
その時、何者かの声が聞こえたと思ったら神食サメが目の前にまで現れる。そして十八に狙いを定める。が、イザが十八を押し倒す。その代わりに
彼女の右手が!!
何者かの声にいわれるがまま止血をする十八。するとあの包丁は鋼の九十九神だった。そしてこのままでは出血がひどくてイザが死ぬと言われる。でもまだ希望はあり、あの神食サメを食わせっという
どうやら神食の肉には傷を塞いで癒せるほどの力がある模様。
そしてオレを使って神食を斬って料理しろっと言わる。でも自分はただの料理人だというが、このヒヒイロカネは元太刀であり、手を貸すという。
そこに養父が現れメンドなことになりそうだったけどイザが庇ってくれた。その理由は・・・
そんな彼女を見て覚悟を決めた十八はヒヒイロカネにいわれ、自身の血を与える。すると
形を変え(ついでに十八の姿も変わった)、神食モウカザメを三枚おろしにする。そしてこの神食モウカザメを酢味噌あえにしてイザに食わす
すると腕の傷がふさがり、血の気も良くなっていく。
安心したと同時に腕のことを謝る十八。でもそんな彼に対して自身より十八に怪我がなくてよかったというイザであった
そんな彼女をみた十八は周りが光って見えたのであった(どうやら好きを意識した模様)。一方、ヒヒイロカネは血合いは合う十八に対し、あの神食を料理できるかも知れないっと考えていた・・・。
この件でイザの祖父に話に行く。その際にヒヒイロカネが神食の中には不治の病までも治してしまうものがあるらしく、もしかするとイザの腕が治るかもしれないことを告げる。
十八は自分が神食を仕留めに行こうとするも祖父によって牢屋に入れられてしまう。でもその祖父が神食によってピンチになった際に現れ、そしてヒヒイロカネもそんな十八を改めて認めてくれる
危険を顧みず、十八の元に向かうイザを見てお付きの人は恋仲に!?って目をキラキラさせるけど、この時点でのイザは
幼なじみ。弟のようだという認識であった。
そんな十八は神食金目を三枚おろししたあと、兜割り。そして茶漬けにしてイザへ。それを食べ
すごくいい表情を魅せてくれた。
そして祖父から
神食の料理人としての仕事を依頼される事になりイザの腕を治すっと言うのであった
そして、十八の事を褒めると、またいい表情をする。それを見たイザは・・・
どうやら十八を「男」として認識し始めた模様。
その後、いろいろな神食を料理するも腕は治らず。で、十八はイザの腕を治すためにけっこう無茶をしていた。その件で、無茶させてまで腕を治したくないと思うイザだけど、十八の顔をまともに見れない状態。それをヒヒイロカネは察した模様
そんなタイミングで神食タコが現れ、油断によりピンチになる。そこにやっとイザは十八が焦りすぎ、気負いすぎ自分の体のことを見てください。無茶して傷つくのが嫌だと伝える
イザを曇らせていたのは自分だったことを知った十八は、神食タコを振り解くのであった。
そんな感じでイザを悲しませないためにも自分の身体のことも考えるようになった十八であった。
無限の胃袋を持つ少女。彼女は蚕のコダマを相棒にもつ不思議な少女であつた
その後、神食白菜の周りに神食ナメクジが這い回る状況にであう。十八はナメクジにはいろいろと嫌な思い出があるので、斬ろうとするも
元太刀であるヒヒイロカネはこれを斬るのを拒否(一番の理由は気持ち悪いから)
しかもナメクジ斬るぐらいならここで死ぬとばかり言っていくる。
そんな二人の前に現れたのがあの少女。そしてあのコダマを使って絹糸を作る
ってどうやらこのコダマは蚕の九十九神であり、そんなコダマを使う彼女は
神食の料理人・イツツだった!!
彼女はイザに義手を持って来た
どうやらこれは神食を獲るための研究と鍛錬の副産物な模様。
十八は彼女に鍛えてほしいっと話し、特訓を。その後、ヒヒイロカネと喧嘩(ナメクジの件で)していたけど、仲直りして、ヒヒイロカネは鋼の九十九神ってことなので、有るべき刀身を想像することで
包丁サイズにすることも可能になる。
その後、神食白菜と重ね鍋を作り、十八、イザ、イツツの3人で美味しく頂く
その後、ナニか悪寒がしたかと思いきや、天候をも左右するほどの神回魚が現れる!?
って感じで1話でいきなりヒロイン・イザの腕が欠損するという展開に驚きましたけど、神食の中には不治の病まで直してしまうモノがいるってことで、そんな神食を倒しイザに食す為に、十八はヒヒイロカネを用いて神食を倒すって展開で、「食べる」ってことなので最初は料理周りがメインになるかとおもっていましたが、料理ではなくどちらかというと十八とイザを中心とした展開が中心になっていました。そして二人の関係もこの巻内だけでもかなり進展はしているので(って言っても面と向き合って告白するまでには至らないけど)、今後の展開が気になるところです!!
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