16bitセンセーション 2
私とみんなが作った美少女ゲーム (AA) (Kindle版) (DMMブックス) (楽天) を買ってきました
この巻では1996年から1998年までの話が展開されており、DOS時代からWindows時代へ移り変わり、特にグラフィッカー側の環境が激変していく。
また大きくなったアルコールソフトは謎のプロデューサーの登場により、コンシューマ化や夢のアニメ化の話が持ち上がるのだけど・・・。
その時代で主な
エロゲーやその年にあったゲーム関係(主に
エロゲー)の話など、当時の事を知っていると良いけど、知ってなくても問題なく楽しめる内容になっていると思います。
時代は1996年。美少女ゲームクオリティと規模も大きくなって来ていた
そんな中でちょっと起動が厳しいゲームに一工夫がいり、それによりMS-DOSを覚えることになる人も
このDOS時代の美少女ゲームは売れており、メイ子達の会社が出したゲームは売れアルコールソフトは大きくなっていく。
そしてこの辺から一つの転換期へ。そう「Windows」への移行である!!
時期的に95が発売されており、このWindowsが出たことにより美少女ゲームメーカー側もOPC-9801、FM-TWONS用と区別する必要もなくなる。
Windowsへの移行となるので、CGが256色使えるようになる、一杯色がつかえるようになるのでメイ子はわくわくしていた。
あとこの時期に出ていたソフトとして主なゲーム「雫」「痕」「Piaキャロットへようこそ」
特に「痕」は初めてプレイした時の衝撃はすごかったよなぁ。あと「Piaキャロットへようこそ」の原画ってそーいや・・・。
メイ子は年末のコミケでかなりキワドイコスプレを披露していたりする
そして1997年へ。メイ子は新しいPC一式を購入。
端子とかすごく懐かしいし、この頃のマニュアルって分厚かったよなぁって思い返してみたりしました。
アルコールソフトでは自分たちのゲームがコンシュマーになるって話が出ており(この頃、特にセガサターンは年齢制限ゲームとしていろいろ移植されていたよなぁ。)
そして紹介された人。このときはすごい人だと思ったけど・・・
DOSからWindowsへの移行は思っより大変で、そしてWindowsのゲームはバグとの戦いになっていく
その代わりCG制作側としては沢山の魔法が使えるようになっていく
色数の制限、ドット打ちから解放されていく。減色ツールってホントありがたかったんだろうなぁ。
で、1997年には「ToHeart」の登場。特にマルチ人気はホントすごかったなぁ・・・
そんなアルコールソフトにいろいと衝撃をもたらす事が発生
でも、それでも自分たちはゲームを作るしか無い。そしてコンシュマーは自分たちでやる。そんな思いを胸に再出発。そしてメイ子が企画を始めたりする。
そんな感じで1998年へ。この頃には沢山の
エロゲー雑誌が出るようになっていた。
エロゲーは金のなる木
ここで主な雑誌の名前が書かれており、そして今でも続いている雑誌もあるんですよねぇ。
そのためまた一番になるっと同じく美少女ゲームを作っている会社の代表・冬夜はとにかく雑誌へアピールしまくるっていた。時にはこんな行為も・・・
本当にこんな事があったのかはどうかは不明・・・
で、この年のゲームとして「臭作」やら「ONE」等。
「だよもん星人」・・・なつかしいワードだ
そーいやこれ作った人たちが後に「Key」を立ち上げたんでしたよねぇ。
で、メイ子の企画は同人誌を題材にしたゲーム!!
それは「こみっくパーティー」か!!(この漫画中では「こみっくパラダイス」名称ですけど)
リスキーでもあったけど、これをゲームとして落とし込む為に各自動き出していく
そしてメイ子の絵はどんどん進化していく
そして、年末こみっくパラダイスは販売される。また冬夜の会社のゲームの発売日もいっしょだった
ってかメッセサンオーとかまた懐かしいなぁ・・・。
そんな感じで1996年から1998年までの様子が描かれており、
エロゲーもDOSからWindowsへ移行。それにより開発環境も変わっていく様子。そしてその当時に発売された主なゲーム等が描かれており、この頃から美少女ゲームは全盛期へ向かっていくって感じがありましたよねぇ。これ読みながらそーいやこの時期ってこんな感じだったよなぁって事を再確認できたり、Windows(特に「95」)の登場ってやっぱ色々と革新だったんだって事を改めて思いました。
みつみ 美里,甘露 樹 KADOKAWA 2021-11-06
みつみ 美里,甘露 樹 KADOKAWA 2020-09-14
- 関連記事
-