コミック版
うちの弟子がいつのまにか人類最強になっていて、
なんの才能もない師匠の俺が、
それを超える宇宙最強に誤認定されている件について 1巻
(AA) (Kindle版) (DMMブックス) (楽天) を買ってきました
同名小説の
コミカライズ第1巻。
パーティーで戦力外通知を受けたタクミは冒険者を引退し、山で一人でのんびり暮らしていた。
そんな彼のもとに凄腕女性剣士・レイアが弟子になりたいと訪ねてくる。
聞くと何故かタクミは冒険者ランキング1位、宇宙最強に認定されていることらしい。
それ以降、龍王の娘、大賢者っといった「強者」が集まってくる事に!!
そんな勘違いが加速する異世界コメディ、開幕!!
物語はアリスがドラゴンに挑むところから始まる。そしてドラゴンに勝つアリス。その際にドラゴンとの会話で彼女は強さを求めているのはいつか師に会うため、師の隣を歩くためだという。ドラゴンに勝つような強者の師ってそりゃ強いんだろうなぁって思うわけで・・・
しかも人間とか、どんだけ・・・
で、その師の名はタクミ。そんなタクミのもとにアリスの一番弟子レイアが訪ねてくる
アリスが剣聖になっていた事に驚くタクミ。
でもそんなアリスが冒険者ランキング二位って一位の輩は誰なんだ?って思っていたら・・・
何故かタクミが一位だった!!
しかもぶっちぎりで「宇宙最強」ってことになっていた!!
それを知った時のタクミの反応・・・
まあそうなるよねぇ。
ってかそんな実力がないって事はタクミ自身が知っていた。なんせ以前パーティーから戦力外通告を受けていたぐらいだし。なんだけどなぜかタクミの預かり知らぬ所で話は盛り盛られていたのであった。どうやらアリスがギルドにはタクミと二人でパーティーを組んで行っていると報告しているようで、タクミは子供の頃に保護した恩を返してくれていると思っていた
とはいえ、ランキング一位なんて荷が重すぎるので冒険者ギルドに事実を話しに行こうと考えていた。
で、レイアはそんなタクミの弟子になりたくてやってきた模様。タクミは弟子はもう取らないというが(っていうか自身は弱すぎるので人に教えられるレベルではない)、それを聞いたレイアは目の前で自害する気満々だった。なので仕方無しに弟子にする。感激のあまりにレイアが抱きついてきてタクミは死にかけたので、触れるのは一切禁止にする。その件で、レイアはすごい誤解をするのだけど、タクミは面倒くさがって訂正せずに
こんなセリフを吐いてしまったことにより、今後もこの言葉をよく使うようになり、結果どんどんと誤認されるようになっていく模様・・・
そんなタクミの元に黒龍の王の娘クロエが現れる。
そのあまりにも殺気の中でタクミは全てを諦め最後の晩餐を楽しもうとしていたのだけど、それが逆に意味ありげな形になってしまう。
タクミの作る料理はえらく美味しいらしく、クロエもこんな表情を見せるほど
どうせ死ぬのだからっと、彼女たちからの質問に答えていくタクミ。でもそんな話をすればするほど、アリスが何を仕出かしたんだっと心のなかで思うタクミであった
クロエとの会話の中で例の「よくわかったな。その通りだ」を使ったことにより、クロエは負けを認めてしまう
こーして更に誤認が広がっていく・・・。
クロエは捨て台詞を吐きながら去っていき、レイアも帰そうとするもここでいっしよに暮らすという。しかも拒否するとまた切腹しようとする面倒くささを発揮し、しかたなく共に暮らすことを認める。
その代わりに離れて寝るようにいうタクミ。女性経験が無い彼にはこの同棲だけでいっぱいいっぱいであった。
で、翌朝クロエが再び現れたかと思ったら、ドラゴン族全てがタクミの配下になることが決定したっと伝えてくる
これにより勘違いは更に加速していくことになるのであった!!
で、タクミがパーティーから追放された経緯が描かれているのですが、どうやら一人を除くパーティーはタクミのことお気遣ってあえて抜けさせようとしてくれいたことが判明。でもヌルハチだけはタクミを逃さないつもりだった模様。そしてそれは現在に至っても同じであり、何も知らないクロエが冒険者ギルトでゆすり受けた鈴を持ってきてしまったことで、タクミの居場所がバレてしまう!!
ヌルハチはタクミと添い遂げる気満々だけど、タクミはそうではなくしかも厄介なことにタクミの気持ちなんて全然わかってもらえない状態
とにかく鈴は身につけておくのでヌルハチにはいつもで来ていいっという条件で今回は帰ってもらうことにした。あと去り際にレイアはアリスに似ててそう長くは続かぬっと意味深なことを言っていた。
そしてレイア自身でも何かある素振りをみせていたけど話が長くなるからっと例の言葉で話を打ち切ってしまう(絶対あとでめんどくさいことになるフラグだわ)
でもそれと同時にタクミにも師匠になる心構えができ始めていた。
で、ヌルハチの下に現れたアリスはタクミの所にしばらくいけなくするためぶん殴る
ってアリスの戦闘スタイルってステゴロなのか
でもヌルハチも捨て身の一撃をアリスに食らわすのであった
どちらもタクミは自分のものだという戦いであった。
タクミの方はレイヤにおつかいをお願いするのだけど、ミルクを買いに行かせたはずなのに牛を背負っているし、剣と盾をお願いしたのに、なんか禍々しいオーラを感じる剣をもってくるし、盾ではなく小さい子を連れてきた
彼女はチハルというけど、これヌルハチなのでは!?
で、あの剣は魔剣ソウルイーターっていう呪いの剣で持つものの力を吸い取って魂を喰らうらしい
そんな所に昼間レイアにやられたゴブリンが大群でやってくる。レイアは魔剣を使って力を吸い取られてまともに戦えない状態。タクミは死ぬ覚悟でソウルイーターを抜くけど、チカラ一ミリもなかったことが幸しソウルイーターを使うことができる。その御蔭でまた誤解されるけど。で、何故かソウルイーターと会話出来るタクミは定期的にレイアの力を吸わせる(加減する条件で)事を条件に力を貸してもらいゴブリンを倒す!!
だけどゴブリンの数は多く魔剣は今日の力貸しは終わり。終わった・・・っておもったけどそこにドラゴンが!!
そんな誤認定から勝手に宇宙最強になってしまったタクミがその後も、勘違いが続きどんどんその最強伝説に尾ひれをついていく様子が描かれていました。
この巻だけでもかなり誤認が広まっているけど、最終的にどこまで大きくなるのか、楽しみではあります。
でもタクミ自身、最強な人たちに好かれている(っていうかタクミしかありえないってことにまで至っている)ので、何かしらの才なり能力は持ちあせているんだろうな。ソウルイーターもチカラ一ミリもないって言っていたのもなにかのフラグに見えるし。
基本的にはコメディ様子が高めですけど、でもなんかそれに隠れてとてつもないモノが潜んでいそうな気がする(レイアの件とか・・・)
アキライズン, 内々けやき, toi8 秋田書店 2021-11-08
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