不徳のギルド 9巻
(AA) (Kindle版) (DMMブックス) (楽天) を買ってきました
TVアニメ化が決定した狩猟エロコメディの第9巻(そして100万部も突破したんですね)。
この巻でもコダマ山での戦いの様子が描かれており、そしてこの山にて2匹のネームド魔物が登場!!
キクル以外でも他の街のエース候補が入山するのですが、ここで問題が発生!?仲間の大ピンチにキクルが怒りを爆発させる。そして明らかになるキクルの強さの秘密!!
ネームド戦に再び選ばれ、なぁんでぇーっと泣くメイデナ。しかもキクルには自分を怖がる姿を見て楽しんでいるだなぁなんて勝手に決めつけたりする。
ホント、出会った頃の自信家っぷりが懐かしいですなぁ。
ちなみにノマとメイデナは戦う必要はなく避難所で待機。見つかっていない女性のガードがどこかに捕らわれている可能性があるので、その治療が主な担当になる。
で、避難所へ向かうとコインの姿が見えない。まさか魔物に襲われた!?(逃げた可能性もあるけど)
その後、何か物音がしている場所があった。しかも別の場所からも!!
二手に分かれるかを考えるキクルだけど、そんな彼にハナバタから二手に分かれる提案を受け、キクルはその提案を受け入れる。
一方、コインの方は索敵してバイマシラに襲われているガード達を発見。
自分が行った所でどうしようもないっとキクルとサンと合流してから・・・なんて考えるも結局一人で助けに行く!!
コインさん、本当にいいキャラしてるなぁ。
でも一人なのですぐにバイマシラよってピンチに。ここでキクルに言われたことを思い出し、そして特訓を受けていたことが幸いすることになるのあった
とは言えコインはすでに満身創痍。そんな所に新手のバイマシラの姿が!!
で、キクルがコインの声を聞いてその場に到着すると、フエテのネームドの姿が!!
しかもどう見てもコインと傷つけた輩とは思えない。
しかもこのネームドはてサンを救ったネームドである模様。でももう一体のネームド「マスラオウ」と繋がっている可能性はあるが「信じるしかない」っと、このネームドの力を借りて避難所へ襲われたガード達を送り届けてもらうように話をつける。
ハナバタが向かったもう片方ではマスラオウとイバラのエース・サランとラコブ、ズソーの姿が!!
協力して戦えば討伐の成功率は高まるかもしれないけど、サランがとった行動は・・・
ハナバタを囮にして逃げることだった!!
そしてハナバタはマスラオウに捕まりそして可愛がられそうになる
が、そこにすごい殺気を放つ者が近づいていることを察知。しかもコイツはハナバタを連れて行くのはマズイっと直感で感じとり、今は退くことにする。(この時点でかなりヤバいネームドであることは分かるよなぁ)
そしてそこ場にやってきたキクルはハナバタとの会話から魔物ではないことを知らされ、何があったのかを聞く。そしてキクルはハナバタを抱きしめながらすごい顔を見せるのであった
キクルがここまでの表情するのなかったよなぁ。
で、ハナバタを囮にして逃げ延びたサランたちは休憩所にいるノマ達から回復を受けていた。そこにあのネームドがコイン達をおぶってやってくる。それを見たサランは問答無用で狩ろうとする!!
そんなネームドを助けるノマ。魔除けがあるのにここにやってこれたのは敵意がない証拠。でも邪魔するんじゃねぇっとばかりにラコブ、ズソーがノマとメイデナに襲いかかる!!
メイデナはキクルの名を叫ぶ。そこへキクル登場
そしてネームド・フエテも力を貸してくれた事に感謝する。
で、蹴り飛ばされたラコブの方は怒り心頭でキクルに攻撃するも、避け際に彼の両手の肘の下を斬り、剣が持てない状態にしてしまう。
そしてサランはガード同士で争っている場合じゃないというけど、背後預ける自陣に裏切り者がいる方がやっかいだろっとキクルは排除する気満々であった
で、ズソーもあっさり退ける
サランはエースは何があっても最後まで倒れてはいけないっといい、更にカンゼボウのことも二流エース扱いする。
それに対してハナバタのほうがお前より多くの命が救えるっと三流エースと言い返しながらサランとの戦いへ。
サランはキクルのジョブは忍者だと思っていたけど、狩人のスキルまで使用してので、忍者のスキルを返納せずに「猟技」と「忍術」を使っていたことを避難するが、キクルはそれらを使ってなかった。そもそもキクルには
魔力がない!!
キクルは過去のある出来事がきっかけで体内のマナの通り道「魔道」を回復不能なまでに損傷した模様。そしてそんな彼は死にものぐるい鍛え上げ、いろいろなスキル「のような」技能を自力で身につけた模様。
そんなキクルだけの技を「零式」と呼んだらしい
で、サランを引きずりながらキクルは「最後まで生き残るのがエースなんかじゃない。誰一人死なせないのがエースなんだ」っと呟くのであった
キクル、めちゃカッコいいなぁ。(いや今までもカッコよかったけどさ、この長編でそのカッコよさが更に上がったっと思う)
その後、あのネームドのフエテには「セイテン」という名があり、マスラオウを止めるために一緒に戦うことになる
で、マスラオウの持つ3つのスキルについてセイテンから話を聞く。その際にコインのしたことは結果論だけど素晴らしい心の持ち主だと思うと頭を撫でられ、
きゅるんっとしながら「クルるん」っと言い出す。
その後、キクルがマスラオウと戦うための作戦を伝える。その中にはノマの力も必要になり、またセイテンが勇ましく「おれも!全力でみんなを護るよ!!」っというと、ノマも「オレも」っと口にするんだけど、
キクルのこの絶望的な表情。どんだけノマに「オレ」って言葉を使ってほしくないんだよ!!
そしてマスラオウとの戦いへ
ここでマスラオウのセイテンへの「ようやく仲間ができたんだな」って会話が色々と気になっているなぁ。
正面からハナバタ、セイテン、サンが挑み、キクルとノマは隠れるという布陣。でもマスラオウにはすでに感づかれていた。それでもノマが地面に氷魔法を使い、動きを止めそこにキクルの陽動攻撃にハナバタがトドメ・・・だけど通常状態のハナバタでは力不足。なので先にカードを切ることに!!そう
狂花!!
この状態のハナバタを舐めていたマスラオウ。攻撃をガードしようとして先程のキクルの攻撃で何気なく片腕の拳を握れないようにして、そのままハナバタの攻撃を受ける。それによりマスラオウは片腕が使えなくなる。
相手の雰囲気で緩んだ自分を悔い
そこからは巨大化して反撃を仕掛けてくる!!
狂花ハナバタだからこそ持ちこたえている。それにしてもここの描写は場違いにも程があるなぁ
で、ハナバタが吹き飛ばされてしまい、気絶してしまう。
そんな状態でキクルたちは距離をとることはせずに突っ込んでくる。で、マスラオウはその行為にはなにか企んでいると睨んでいた。
この全く油断しないマスラオウに対し、次巻キクルはどう攻めるのだろうか?
それと巻末には8巻宣伝漫画でコインが大変な目に遭う様子
未読のギルド「コダマ山突入前夜」の学生寮でのメイデナはつい最悪の展開を考えてしまう・・・
でもなんでエッチな目に遭っている状態なんだろう(もしかしてメイデナって本当は・・・)
そんな感じでネームド・マスラオウ戦が本格開始した感じになっており、その途中でサラン達が凄くヘイトを溜めていましたなぁ。でもここでキクルの強さの秘密が分かったりしたので、そういう意味では良い引き立て役ではあったと思います。
それにしてもこのマスラオウ、マジで強くて頭が切れる相手だよなぁ。狂花のハナバタで少しは油断したとは言え(でもあれなしかたないと思う)、その後、すぐに立て直したし。そんな相手にキクルはどのような手段を用いて挑んでいくのか、次巻の展開が気になります!!
ホント、このマスラオウ編は凄く次回の展開がきになりすぎですって!!(その分、エロ部分は少なめにはなっていますけど)
河添太一 スクウェア・エニックス 2022-03-11
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