悪役令嬢転生おじさん 3巻
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この巻でもアンナのアシストをするともりなのだけど、結果的にアンナを含めたグレイスへの好感度だけが上がっていく展開が描かれています。実際にアンナが解決したことになった話でも最終的にはグレイスへの好感度があがるだけ(アンナ含む)って、もう完全にグレイスが主役になってしまってますよねぇ。
そんな中で、憲三郎は心にの中にいる(?)グレイス本人と初顔合わせする機会が!?
魔法学園では魔法の実技試験が行われ、そこでグレイス(憲三郎)とアンナは皆の前で魔法模範演武を見せることになる。
その中で魔法の相性を利用してアンナの方を主役にしようとするグレイス。そして、それは見事に当てはまることになるのでした
その後、アンナが無事にこの演武を成し遂げられた理由として、過去に太ってしまったのでダイエットなので少食になったアンアを見てしょんぼりしてしまい
そんな姿を見たアンアがいつも通りの量を食べ、その分動けばいいっていうのを実践した結果であった!!(その影響で筋肉でスカートがきつくなったたりしたけど)
それはアンナ自身の努力なんだけど、叱咤も強制もすることなくアンナのやる気を引き出し成長促したっと皆のグレイスへの好感度が上がるのでした!!
アンナとランベールの魔法は真逆の属性だけどだからこそ合わさると上手く様を見て、そういうこともあるよな!って思うグレイス=憲三郎
実例は目の前にあるんだけどね。
お茶会の席にてランベールの話を聞き、いつものように親視線になるグレイス
その後、アンナは初めて見るお菓子ばかりで食べ方が分からなく困っている事を知り、もうすぐ夏休みってことなので、夏休みの間アンナをオーヴェルヌ家に招いて、貴族の生活のあれこれを実地に教えることに。
ここでグレイスは乙女ゲームの主人公であるアンナは近い将来この国で最も高い地位に加わることもあり得るので、最低限のルールやマナーを知っておく必要があるっというのだけど、アンナは何とも違う勘違いをしてしまう。
でもやる気マックスになったので、これはこれで・・・!?
夢(?)の中で憲三郎が寂しい場所をオリオンの導きで歩いて行く
するとその先には籠の中で閉じこもっているグレイスを見つける
とにかく話をしようと閉じこもっているグレイスを出そうとする憲三郎だけど、その瞬間目が覚めてしまう。
そのシーンは娘も見ており、これはなにか重要なカギとなり、そして今進んでいるのはゲームのシナリオとは全く違うこの世界の独自の物語が始まっている事を知る
アンナはメイドさん達に仕事を教えてもらうことになっててメイド服姿を披露。そして公爵家の細かい情報が出てくる。それを見ていた娘はこの世界はゲームそのものじゃなくてゲームによく似たどこかに実在する異世界なんじゃないかな・・・?なんて思ったりするのであった
その後、グレイスがメイド服姿になり、アンナの使用人になる未来もあり得るって隠れたメッセージを
気づけたようだと思っていたけど、そんな事はなく齟齬があるまま話が進んでいく
ここの昭和な演出をみてやっぱここ乙女ゲーではないのでは?っと思う娘であった。
夏休みに入ったけど、グレイスとアンナは登校していた。どうやら真夏の満月の日には魔術結界が最も弱まるので、その結界を点検・整備する模様
こんなの絶対ナニか問題発生するじゃん!!って思っていたら案の定発生してしまう。
でもこの箱。どう見てもあの立方体パズルにしか見えないよなぁ。でもこの世界には立方体パズルは存在してない模様。で、この箱のせいでこの場から出ることも出来なくなったので、ひとまず一面を揃えてみる。するとヴィルジールが飛び出して、これは「試練の迷宮」と呼ばれる魔道具であることを知る。
で、次々に出てくる問題を解いていくことになるんだけど・・・結果的にはグレイスへの好感度がただただ上がっていくだけになってしまうのであった
その後、6面揃えてクリアする局面になったものの、揃えるのはかなり大変。そんな時、かつて憲三郎が部品を全て取ってその後はめ直す事をしたことを思い出し、、娘はオリオンを使って操作していく
とはいえ、ズルは受け付けない仕組みになっていたので、色はバラバラになってしまうものの、アンナが部品を外した状態を見てわかったことから、見事6面揃える事に成功
こーして全員元に戻れた。グレイスはこれで生徒会の皆からアンナへの好感度が上がったっと思ったのだけど、結局アンナを含むグレイスへの好感度が爆上がりして終わるのでした(デスヨネー)
学校が始まる前に実家に顔を見せに帰ったアンナ。昼にグレイスが来るってことなので急いで配達へ向かう。
実はグレイスはもう来ており、自分がいないところでの普段のアンナを見てみたかったのであった。その後、アンナの実家にて親父さんがパンを焼いているところを見学。その後、アンナの母親と出会う
そしてチョココロネを出してくれるアンナの母親。どうやらこれはグレイスの事を聞いて思いついた模様。そしてこのパンの事をチョココロネっと言うグレイスが言い、その名前を使用する事に。
その後、ちょっとした問題があり、アンナの母親の案でグレイスとアンナによりチョココロネのような氷のらせん回廊を作る
ここで、憲三郎はアンナの母親はただの町人ではないナニか秘密があることを感じとる。
その後、自分の存在を秘密にしたかったグレイスでしたが、この世界でコンプライアンスを求めるのは無理だと知るのでした
そんな感じで今回もアンナをアシストするつもりが、裏目になってアンナを含む関わった人達の好感度がどんどん上がっていくグレイス=憲三郎の様子が描かれていました。ってかここまでくるともうアンナを主人公とするのは無理じゃね?って気もしますけどねぇ。(だって本当に最終的にアンナが事を解決しても、アンナを含めた全員のグレイスへの好感度が上がるだけだし)
ってそれとは別に、本当のグレイスが少しだけ登場したり、またここはゲームの世界ではなく異世界なのでは?的な感じを憲三郎の娘が思ったりっと少し気になる点も出てきており、この辺り気になりますよねぇ。
特に本来のグレイスの登場には驚きつつ、今後のこの辺りどういう落とし所になっていくのか、その点が大変気になります!!
悪役令嬢転生おじさん の記事
●悪役令嬢転生おじさん 2巻 - 今回も意図せず皆の好感度を上げていくグレイス=憲三郎。また元の世界では・・・ -●悪役令嬢転生おじさん 1巻 - 52歳の公務員の中の人が乙女ゲームの世界でフラグを立てまくる!! -
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