黄泉のツガイ 1巻
(AA) (Kindle版) (DMMブックス) (楽天) を買ってきました
「鋼の錬金術師」の荒川弘氏、最新作(スクエニからの発行だからハガレンなのか)。
山奥の小さな村落に住む少年のユル。そして「おつとめ」を果たすため、村の奥にある牢の中で幽閉されるように過ごしている妹・アサ。
アサの方はまるで幽閉されているかのような感じになっており、何やら不自然さを感じる。この村に隠された秘密とは!?そしてその秘密が明らかになった際、ナニが起きるのだろうか?
話は双子が生まれたことから始まる。だけどその双子は夜と昼を別つ子が生まれてしまったことが問題だった模様・・・
で、月日が経ち双子の男の方・ユルは元気に育っていた。そして妹のアサは・・・
閉じ込められたいる模様。彼女はユルがいずれこの村を出ていってしまうっと心配していたけど、それに対してユルは自分は絶対この村を出ないっと言う。アサがここにいる限りずっとそばにいるっと。
そんな時にデラという「下界」のモノを持ってきてくれている者がやってくる。そんな彼との会話後に、友人と話していると、何か音が聞こえてきた。そしてユルたちの頭上にヘリが!!
え?これ現代が舞台なの?それにしてもユルたちの生活があまりにも・・・なんて思うのもつかの間、銃を使う者たちが乗り込んでてくる。どうやら「結界」が破られたらしい。
その状況下でもユルは弓矢で対抗していく。
デラも命を狙われていたけど、それらを一人で制圧し、どこかに連絡をしていた。そして
「アサが来た」っと告げる。
どういうこと?って思っていたらアサの元に眼帯を身に着けた女性が現れる
そして状況をみて「悪趣味」といい、牢ごとアサを壊す!!
そこにユルが現れアサの名を呼ぶと、何故かこの女も反応する。そして
「むかえに来た」「兄様以外みんな殺す」っと口にする。
これには何言ってたお前ってユルが思うもの当然であった。その後、死んだと思われたユルから影みたいなのが動き出し、もう一人のユルと名乗る女の動きを止める
その際にデラはユルを連れて逃げ出す。
ユルはなにが起きているのが、理解できずに困惑していたけど、今はこの状況をどうにかしないといけない。そしてデラからお前の左右様を使えっと、なにかのペンダントをユルにわたす。
説明してくれず何もわからないまま、言われたとおりにペンダントを石畳にある穴にはめると、左右様の石像が動き出し、そして人の姿になって現れる
そしてこの「ツガイ」はユルのツガイだと言うのであった。
で、アサと自称する女はヤハマおばぁに「私たちはあなたたちを絶対許さない」っといい、その場から立ち去る
で、ユル側にはツガイをつかう女が現れ、ユルが対峙することに。ユルはツガイに命令することができるのだけど、命令はしないっと言う。その代わりに頼み事を伝える。そのうちの一つは目の前にいる女は自分の獲物だという(ちなみに彼女はユルと自称する女と同じ組織に組みしている感じ)
で、実際戦いでは、左右様の片方が好き勝手にしたとはいえ、ユルの強さによって圧倒していく。そこへアサと自称する女が現れ、彼女を助ける。
ここで、ユルとアサは対峙することになり、何者だと尋ねると妹のアサだという。ツガイ様から同じ匂いがするって言われたこと、そしてアサからユルが今までアサだと思っていた少女はつくりものの妹であると告げられる
その後デラからの助言もあり、これ以上村の人に手を出さずに引くように言われ、アサはそれを了承する。
ユルが去った後、ガブと話をするアサ。その際に
兄が生きていたことに涙を流すのであった(どうやらアサはユルは死んだ扱いされていたみたいですね。)
で、下界に向かうデラとユル。ユルはもう村にはもどれないのか?っと尋ねると
かなり厳しいこと口にするのであった・・・。
こーして下界に向かうユル。デラが連絡していた相手・ハナ(デラと組んで番小者をしている)と落ち合うのだけど、彼女は車で来ていた。
で、車に乗れっと言われても今までこんなもの見たこともないユルが「はいそうですか」っと乗るはずもなく困惑する。でもハナの雑な説明があり、それで納得シてくれた。
車を走らせていると「オシラサマ」が現れる。どうやら左右とは旧知らしい。
そんな彼女でもユルの事を聞いた時の微妙な反応がねぇ。ホント、ユルって大変な運命の下に生まれたんだなぁ。
その後、着替えやコンビニおにぎりを喰ってその美味さに感涙。そしてアサにも食べさせてっと口にして・・・
デラたちはSAで食事をしている際に、左右様はユルと話をすることに。そこでユルから自分たち兄妹について知っていることを教えてもらう。とは言え左右は入口に座っていたので出入りする者のことしか見てないけど、アサはある時に父母によって村から逃げていくのをみたっと聞かされ、そうなるとあの自称本物のアサは父母の居場所を知っているかもしれないって事になる。
戻ってきたデラ達。
その後デラにも自分たち兄妹って一体何なのかを尋ねる
どうやらこの兄妹は「解」と「封」という力を手に入れる資格があり、それ故にこの兄妹の力を利用したい輩が勝手に争いはじめる模様。そしてアサはすでに解の力をてにいれているっと。
その後、ユルはアサを探しそして父母の居場所を聞き出そうとかんがえた。デラとハナは良い人だけど、村とつながっているのなら全面的に信用できないし、戸が家あの自称アサをいきなり信用するのもできない。
で、ハナかた新居が決まったってことでそこへ。そこにはハナのツガイを紹介される
彼女の場合は犬と猫なのか!!
場面はアサ側へ。アサは御館様と呼ばれる人の屋敷にとどまる。(負傷したガブは治療に専念)
その代わりにジンがユルを探すことに。その際にアサからユルのツガイは鼻が利く。血のにおいで個人を嗅ぎ分けるぐらいっと話を聞く
で、それを逆手にとってユルを捕らえるために罠を張る。血のにおいで近くまでおびき寄せ、そしてユルの前にアサに化けたツガイを登場させる。その姿をみたユルが一目散にそこへ駆け出してきたので、
捕らえられてしまい、そこでユルは影森ジンと初顔合わせとなる。
とはいえ、完全に一触即発な状況に!!
そんな感じでユルとアサ、この兄妹はある力を手にする資格をもって生まれてしまう。それ故にそれを利用したいと思う輩たちが狙ってくるので、特にユルに関しては村の外に出ないように(出れないように)するために、村が裏で仕込んでいたりするわけですが、このあたりの真意が気になりますねぇ。
そもそもなんでアサの方は父母が逃がすような行動をとったのか、その理由がめちゃ気になるなぁ。って感じで1巻からすごく気になる展開になっており、今後どうなっていくのかが表に楽しみです!!
あと、所々でいい感じにギャグ展開はいる、イイですよねぇ。
荒川弘 スクウェア・エニックス 2022-06-10
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