てるてる建設(株) 1巻
(AA) (Kindle版) (DMMブックス) を買ってきました
かしまチセはおばあちゃんの紹介で島の建設会社に就職が決まる。
チセは最初おしゃれなオフィスでだと思っていたけど、実際には現場の仕事。しかも皆はなんだか怖い・・・!?
でも現場監督見習いとして掃いて、叩いて、仲良くなって成長していく様子が描かれたお仕事ライフ物語、開幕!!
きっかけは島のおばあちゃんの家に遊びに行ってとき。おばあちゃんからチセの就職先が決まったのかい?っと聞かれるもチセはまだ決まってなかった。そんな孫の様子を見たおばあちゃんはどこかに電話。すると話はすんなり決まってしまう
近所の建設会社で人探ししていたってことを知っており、それで彼女を紹介した模様。
こーして就職できたチセじゃ現場監督であるケンゴと顔を合わせる
仕事を説明すると言われ、ついていくチセ。周りはみな強うそうで硬そうなので、怖いっと。彼女はオシャレなオフィスで作業をすると思っていたようでそのギャップに困惑していた
その後、ケンゴから研修としてある道具を渡され、これで作業してもらうと言われる。これをどうって使うのか分たないチセ。でもケンゴがすごく忙しそうだったのでどうやって使うのかを聞けずに自分で考えることに
そこから掃除道具だと思った彼女は先っぽに雑巾を巻き付けて掃除していたら・・・
案の定こんなことを言われてしまう。
で、使い方が分からないから自分で考えたことを述べると、ケンゴからそれは違う。わからないことは聞け。お前自の身が危ないからだっと言われる
現場は危険なところであり、触れただけで指が飛ぶ道具もあれば、つまずいただけで命を落とす場所もある。自分はこの現場を任された現場監督であり、ここで働くすべての人間の命を守らなければいけない。そこには当然チセの命も背負っているっと。そしてチセに渡した道具の使い方を見せてくれる。
この工具の名は「ハッカー」といい、実際にどこで使うのかを外に出て教えてくれた。その後、ちょうどいい練習場所があったので練習する。
そしてこのカタチにちゃんと意味があったことを知るチセ。
その後、怖がらずに聞くようにすると口にするチセ。
ケンゴは「怖い?」っとだれが?っと聞いてくる。流石にケンゴだと言えないチセは現場の人たちが強そうでちょっと怖いかなーって誤魔化そうとするのだけど、ケンゴは真顔で
顔怖いの多いよなっと口にする(チセからしたらあなたが言うの?って感じだけど)
その後、自分も最初はそうであり今でもちょっとそうだと答える。そして少しづつ慣れればいいさっと言う。そんなケンゴを見て、自分が思っていたよりずっと優しい人なのかもしれないっと思うチセであった
で、現場監督見習いとして働くチセ。今回始めて仕事をする大工さんが片付けを仕事と思っておらず。ちょっと問題となっていた
チセは自分が掃除すればっとケンゴに提案するも前見て歩いてなかったので、頭をぶつける。そんな様子をみて現場に向いてない気がすると思うケンゴ
次の日。大工さんたちがまた片付けせずに帰ろうとしていたので、自分が掃除することを伝える。でも実際にやってみると思ったより大変でありそんな姿を見た大工の人たちが片付けるといいだしてきた。更にチセがヤバいのを見た大工の社長は
すぐにチセの身体を持ち上げて踏み抜く所だったことを注意する。
で、そんな事もあって片付けは自分たちで行う事になり、その日は綺麗に片付けられていた。で、帰りにそのどんくさ嬢ちゃんに怪我しないように言っておけよっと言われて、チセが掃除しようとしたいたことがバレてしまう
でもチセは今日現場監督の仕事をしたこと。仕事を「する」より「してもらう」ほうがずっと難しいことを伝え、チセは監督に向いているのかもなっと言う
その後、大工さんから今日の給料払うっとラーメン屋に連れて行かれ、海が見える場所でラーメンを食べる。夜、ケンゴに言われたことやラーメン食べさせてもらったことで毎日こうだったいいんですけどっとのほほんな気分になっていたチセであった・・・。
コンクリート打設会議の日にえらい職人さんだけが出席していたのだけど自分と同じの女性・リンがそこにいた
しかも彼女とは以前ちょっとした出会いをしていた。チセはそんな彼女の元でコンクリ打ちに参加することに。
ただチセの仕事の反応に時々怖い目をするリン
リンから木槌を受け取りコンクリを叩くだけといわれる。そして実際にコンクリ打ちを体験し、キツい事を知るチセ
綺麗なコンクリートを打つためにひたすら叩く事に。
でも終わって見た景色を見たチセはこのためにがんばってきたんだっと思うのであった
そこへリンが現れ、頬にコンクリートがついたチセに早く洗ったほうがいい事を伝えてくれる。彼女は仕事になるとヘンなスイッチが入ってしまうけど、チセが必死に頑張っていた過去の自分を思い出した模様
またスーパーにある温泉にリンと入り、そして何のために建設にはいったのかを聞いてくる。チセはおばあちゃんの家を自分が造ってあげられないかなぁっと思って建設の会社に入ったことを伝え、そしてリンからその際には自分も手伝うので呼んでよっと言われる
チセの歓迎会を開いてくれるってことで取引先のキャンプ場へ。そして焼肉を堪能する。その際にケンゴはたっぷりのわさびが盛られた肉をくらっていた。どうやら彼はわさびに何度も助けられた模様
そんな感じで皆の違う一面が見れたのでした。
ここで社長から別の現場に行ってもらいたい
職人さん付けるので現場の責任者をやってくれない?っと言われる。
大工のたけださん、うしくぼさんとサポートに土工のみえじさんとごとうさんの4人とともにとある老舗の旅館の一部屋を明日いっぱいで直すことに!!
そんな突貫工事を体験しコンクリ打ちよりキツイものがあることを知るチセ。
更に問題として壁の裏に貼ってた遮音シートを何枚かゴミと一緒にだしてしまった事が判明。
で、ここでチセは判断が必要な事が発生する。ここでケンゴの元にやって来たチセ
無事に遮音シートを持ってきてなんとか間に合わせたのでした!!
リンが遊びに来てて、チセは絵が上手いことを知る。そんなチセに好きそうなところがあるっと連れて行くと、そこは左官のくまのさんの家だった。
そこで鏝絵の存在を知り、それを見てすごく楽しそうなチセ。ちなみにくまのさんの方も、チセと仲良くしたいと思っていた
その後、社長からの連絡でアートトリエンナーレに参加することにになる。
でもチセだけではなくケンゴたちも参加することになり、ボーナスをべぐり勝負が始まるのであった。
そんな感じで漫画では珍しいと思われる建設に係わるお話となっており、普段は縁がない専門道具の名前や使いかた、建設の作業について描かれており、個人的には大変興味深かったです。(とは言え漫画用にある程度は漫画としての折り合いはつけているんだと思うけど)
次巻では一体どんな事になるのか、楽しみです!!
安藤 コウヘイ,馬渕 朝子 集英社 2022-10-04
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